第12回日本HTLV-1学会学術集会

ご挨拶

第12回日本HTLV-1学会学術集会
会長 伊藤 薫樹
岩手医科大学医学部 内科学講座血液腫瘍内科分野 教授

第12回日本HTLV-1学会学術集会を2026年11月6日(金)から11月8日(日)の3日間、盛岡市で開催いたします。本学術集会のテーマを「共創〜リゾーム的研究の新展開〜」としました。これまでHTLV-1の発見からウイルス学や感染対策、HTLV-1関連疾患研究や治療法の開発に至るまで、常に本邦の研究者が世界を牽引してきたことは言うまでもありません。「リゾーム(地下茎あるいは根茎)」はフランス哲学者であるジル・ドゥルースらの哲学用語として有名ですが、各研究領域同士が様々に横断的な繋がりを創っていく様をイメージしています。本学術集会において各領域の最新の知見を共有し、新たなHTLV-1研究の扉を開く契機となることを期待しております。

 東北では初の本学術集会開催となります。風光明媚な自然と独自の食文化で知られる盛岡の地でみなさまをお迎えし、充実した3日間を共に過ごすことができますことを大変楽しみにしております。みなさまのご参加をお待ちしております。